これまで、地震に負けない「4寸角」の強さや、一流のプロと取り組む構造設計など、家の「骨組み」のこだわりについてお話ししてきました。
家の強さが家族を守る「盾」なら、断熱性能は家族を優しく包み込む**「お守り」**のようなものです。
和歌山は比較的温暖な地域ですが、だからこそ「断熱はそこそこでいい」という油断が、冬場の家の中の温度差を生んでいました。
今日は、私たちが推奨する**「断熱等級6」が、どれだけ家族を元気にし、家計を助けてくれるのか。「あるお客さまの実録データ」**をもとにお話しします。
■ 1. 「温度のバリアフリー」が生む、春のような毎日
私たちが設計で目指しているのは、家中どこにいても春のような心地よさです。
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リビング・居室は冬でも20℃: 少ないエネルギーで効率よく室温をキープ。
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脱衣所やトイレも18℃を下回らない: 夜中のトイレや冬の着替えが「億劫な時間」から「快適な時間」に変わります。
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床下と頭の温度差は3℃以内: 足元がキンキンに冷えないので、お子様も冬でも裸足でのびのび過ごせます。
これを実現するのが、断熱等級6(Ua値0.46以下)という基準です。
■ 2. 【実録】シミュレーションではない「真実の数字」
「断熱を上げると建築費が高くなるのでは?」と心配されるかもしれません。
ここで、中家工務店で実際に家を建ててくださったお客さまのデータをご紹介します。
これは、計算ソフトが出した予測値ではありません。
お客さまが以前のお家(築40年以上)と、今のお家の光熱費を、コツコツと家計簿に記録してくださっていた「本物の数字」です。
【 1年間の光熱費比較:築40年 vs 最新の断熱等級6 】
(家族4人暮らしの実績比較。新宅の9〜12月分は過去の傾向からの予測値です)
| 月 | 旧宅(以前のお家) | 新宅(等級6+太陽光) | 差額(家計のゆとり) |
| 1月 | 34,841円 | 2,842円 | +31,999円 |
| 2月 | 31,169円 | 6,024円 | +25,145円 |
| 3月 | 25,723円 | 5,463円 | +20,260円 |
| 4月 | 22,422円 | ▲438円(利益) | +22,860円 |
| 5月 | 15,735円 | ▲5,595円(利益) | +21,330円 |
| 6月 | 13,085円 | ▲1,996円(利益) | +15,081円 |
| 7月 | 15,428円 | ▲2,250円(利益) | +17,678円 |
| 8月 | 17,767円 | ▲3,897円(利益) | +21,664円 |
| 9月(予) | 18,027円 | ▲2,343円(利益) | +20,370円 |
| 10月(予) | 15,206円 | ▲1,698円(利益) | +16,904円 |
| 11月(予) | 13,996円 | ▲1,279円(利益) | +15,275円 |
| 12月(予) | 21,335円 | 2,746円 | +18,589円 |
| 年間合計 | 244,734円 | ▲2,421円(実質プラス) | +247,155円 |
※「▲」は、売電収入が電気代を上回り、家計がプラス(利益)になっている月です。
■ 3. 20年後の差額は「約500万円」に!
このリアルな数字を見ていただくとわかる通り、年間で約25万円もの光熱費が削減できています。
建築時の投資に100万円〜150万円ほどかかったとしても、わずか5〜6年で元が取れ、その後は15年以上にわたって毎年25万円のボーナスをもらい続けるようなものです。
20年というスパンで考えれば、その差は約500万円。
子育て真っ最中の30代のご夫婦にとって、これほど確実で前向きな投資は他にないのではないでしょうか。
■ 最後に:見えない愛情にこだわってほしい
「断熱」は、ただの数字ではありません。
**家族が健やかに、そしてお財布にゆとりを持って暮らすための「一生続く優しさ」**です。
目に見える豪華な設備も魅力的ですが、一度建ててしまうと変えることが難しい「断熱」という見えない愛情に、ぜひこだわってみませんか?
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
