こんにちは♪
「森の家」づくりを手掛ける職人集団、中家工務店です。
今日は、普段は外壁に隠れてしまう“縁の下の力持ち”、
耐力面材 HBW(構造用ハイベストウッド)についてご紹介します(^^♪
中家工務店では、HBWを標準仕様として使用しています。
その理由は、住まいを地震から守る「構造性能」が非常に優れているからです。
構造用面材を選ぶポイントは
「せん断性能」+「釘接合強度」
HBWはこの2点がとても強い素材です。
◆ 地震に強い!せん断性能 約2倍
HBWのせん断性能は
一般的な構造用合板の約2倍。
・本震で破壊がなければ、しっかり耐力を発揮
・余震が続いても耐力が低下しにくい
地震に対して、頼もしい壁材です💪
◆ 水に濡れても性能低下しにくい!
木材系ですが、
24時間水中に浸しても釘接合強度は低下しません。
現場で突然の雨に見舞われても安心です☔
建築中のリスクが少ないのも、大きなメリット。
◆ 家が「呼吸」できる透湿性能
私たちの家づくりの根幹には
「呼吸する家」= 長持ちする家づくり
という考えがあります。
かつての土壁の家は、湿気を調節し、家を守ってきました。
その良さを、現代の技術で継承したいのです。
例えるなら…
・ナイロン製レインコート → 蒸れて不快
・ゴアテックス製 → 湿気を逃がし、雨は防ぐ
家でも同じ現象が起きています。
室内で発生した湿気を外壁通気層へ逃がし、内部結露を防ぐことが重要!
HBWは構造用合板(針葉樹材)に比べて
約6倍の透湿性能があります。
家がしっかり「呼吸できる」
それが長持ちの秘訣です。
見えなくなってしまう部分こそ、住まいの品質を大きく左右します。
「森の家」が何十年先も快適で健康に暮らせるように。
私たちは、素材選びにも強いこだわりを持って家づくりを進めています。
これからも、大切な住まいの裏側にある工夫を発信していきますので、ぜひお楽しみに♪

